ユカハリ・タイルは無垢材を使ったウッドタイル。
その中でもワリバシという名の、割り箸の元となる材を組み合わせて使った床に興味があり、DIYに取り入れてみました。
合わせてセルフペイントも行っていますのでご紹介します。

置くだけで無垢材のフローリングを張れるユカハリ・タイル
目次
ユカハリ・タイル、ワリバシとは
床は「ユカハリ・タイル、ワリバシ」で簡単リフォームしてみました。
使ってみたのは ユカハリ・タイル、ワリバシ です。
今回はウッドデザインコミュニティ、シェアウッズさんにお願いして購入しました。
参考 西粟倉森の学校ユカハリタイル ワリバシタイルシェアウッズユカハリ・タイル ワリバシ
50cm × 50cmのタイルを敷くだけで、本物の無垢の床が出来上がります。床の上に置くだけで、釘や接着剤等を使わないため元の床を傷つけることがありません。また、ひのきの白い木肌は美しく、適度な油分(ヤニ)を含んでいるため使い込むうちにツヤが増し、年々味わい深くなっていきます。水に強いため、キッチン、洗面所などの水回りにおすすめです。特有の香りには人をリフレッシュさせる効果があると言われています。
人気のワリバシタイルは、ワリバシを作る過程で作られた床材で、杉の白太と赤みのランダムな模様が自然のデザインを醸し出しています。製造元:株式会社西粟倉・森の学校
1セット(10枚)2.5m2入り
Size / W : 50cm H : 50cm D : 7.5mm
Material / 杉 間伐材
Finish coating / 無塗装シェアウッズホームページより
ユカハリ・タイルを箱から出してみました
箱から取り出したユカハリ・タイル。
西粟倉、森の学校のユカハリ・タイルは以前から気になっていたのですが、このワリバシが生まれてからぜひ使ってみたいと思うようになりました。
杉の間伐材からワリバシを作る過程で作られた、ワリバシになる前の小さな角材を床材にしたもの。
そのアイディアが魅力的。
通常のすぎやひのきのユカハリ・タイルより、カットがしやすいだろうと思い、その素材の面白さ以上にDIYしやすいだろうと思っていました。
濃い色のオスモカラー(オイル)で仕上げる
床を貼る前に部屋の雰囲気に合わせて濃い色のオスモカラーでオイルがけをしました。
貼る前にオイルがけして乾燥させたのでとても楽でしたよ。
ちょっとその作業は手間がかかるかも、と思う場合はカラーオイル仕上げの商品もあるようです。

濃い茶のオイルで床仕上げ
市松張りでユカハリ・タイル、ワリバシを張ってみました
最初は一方向で張る予定だったのですが、エンドのおさまりを考えて市松に。
張ると言っても置くだけです。とても簡単。
欠けたり反ったりしませんか?と聞かれましたが、そうなったときは1枚変えればいいと思います。
あくまでも簡単にDIYできる50センチ角1枚ウッドタイル。
傷や汚れがひどくなったときに簡単に変えられることも、メリットと考えると良いと思います。
ユカハリ・タイルのワリバシはカットがしやすく、室内に無駄なく敷き詰められました。

ユカハリタイルを市松張りしたDIYリフォーム
明るいグリーンから濃いグリーンの壁にセルフペイント
実はセルフペイント2回目のお部屋なのでビフォアは薄いグリーンでペイント済のもの。
セルフペイントに慣れると、上から塗り重ねるという技もマスターします。
劇的かどうかは分かりませんがかなり雰囲気が変わりました。
明るい空間から、暗いインテリアで落ち着く空間に。
大人がゆっくり過ごせる空間が欲しいなという空間をデザインしました。
セルフペイントでちょっとはみ出すところがあるのもご愛敬。

ビフォア

アフター
気分転換にDIYインテリアリフォームができるユカハリ・タイル
実際リノベーションや新築で使うというより、インテリアで使うタイプの置床ではありますが、賃貸マンションなどでは取り入れやすいと思います。
あとは子ども部屋一部屋だけとかも可能。
賃貸マンションでも憧れの無垢床材ですね。
床の段差ができるので、その点は注意が必要ですが、今回はドアのアンダーカットで納まる厚さでした。
ユカハリ・タイルの中でも一番薄い「ワリバシ」だから可能でした。
他のすぎやひのきのユカハリ・タイルはもう少し厚さがあるようですので注意が必要です。
施工後の注意点~ユカハリ・タイルのメリットデメリット
施工して生活してみて気づいたことをいくつかご紹介します。
ユカハリ・タイル施工の注意点1~保護シート
このユカハリ・タイルを長い間敷いていることで元の床が傷ついているなと感じました。
賃貸住宅の場合は、一枚保護するシートを敷いてから、このユカハリ・タイルを貼ってあげることで傷を防げると思います。
その点はしっかり施工しておくと良いと思います。
ユカハリ・タイル施工の注意点2~定期的なお掃除
あとは、板を置くだけなので隙間にホコリが結構詰まります。
大掃除の時期などに定期的に床をはがして、お掃除をした方がよさそうです。
ユカハリ・タイル施工の注意点3~梅雨時
一番気をつけたい点は、梅雨時に木が膨らむことかもしれません。
無垢の木なので湿気が多いと水分を含み膨張します。
通常無垢のフローリングの場合、そのふくらみも想定して大工さんが床張り施工をしてくれますが、このユカハリ・タイルは置くだけなのでどうしても浮いてしまうのです。
乾燥した時期にあまりぴったりに施工してしまうと、浮いてしまうこともあるので気を付けてくださいね。
また、特にワリバシの場合は木が柔らかいので椅子やテーブルが当たり角が欠けることがあります。
そういうときは一枚貼り換える。それくらいで考えておくといいかもしれません。
ユカハリ・タイルを使うメリット
メリットはなにより、質感。
マンションの床は合板フローリングや塩ビのクッションフロアがほとんどでしょう。
杉の木なのでやわらかくて脚触りも良く、さらっと気持ちよいです。
メリットもデメリットもありますが、心地よい空間をDIYで作るのにはとても良いものだと思いますよ!
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